これは、社外スプロケットに交換したことによって起きたアクシデント。
AFAMなどの社外スプロケを使用する場合、ノーマルのスタッドボルトを抜き取り、代わりにボルトでスプロケットを固定する仕様になっている。しかし、このスタッドボルトは本来、純正の鉄スプロケットを前提にされているため、アルミスプロケットなど頻繁に脱着することを前提に設計されていない。
そのため、スプロケットの交換を繰り返すうちに、クラッチハブ側の溝が徐々に傷み、最終的には破損してしまうことがあるという。
実際、この2年間で丁数変更や摩耗交換を行ってきたが、ついに4度目の交換でその症状が発生してしまった。
場合によっては、初回の交換時点でもこのトラブルが起こることがあるとのこと。
| 部品名 | 部品番号 | 個数 | 単価 |
| ハブクラッチ | #1KT-25366-03 | 1 | 8,420円 |
| ベアリング | #93306-20446 | 1 | 610円 |
| オイルシール | #93102-28022 | 1 | 260円 |
| ベアリング | #93306-20222 | 2 | 790円 |
| オイルシール | #93102-22216 | 1 | 240円 |
本来はハブクラッチ、ベアリング、オイルシールの交換で良いのですが、良い機会なのでリアホイールまわりのベアリングは全て交換することにしました。
同じようなトラブルは、R1-Zでも起こるとのことです。
※ 純正品価格は変動します。記事内の純正部品価格は執筆当時の価格です。