ヤマハ ZeaL(FZX250)のキャブレターのセッティングを変えて、シャシーダイナモ(DYNOJET Model 150)で計測した記録です(計測日:2003.4.12)。比較用に、ノーマルのZeaL(別車両)の計測値を同じグラフに重ねています。
グラフは出力3本とトルク3本の計6本で、出力は左軸のPS、トルクは右軸の kg-m(=kgf・m)で読みます。両者は約3,600rpm で交わり、それより上の回転域では出力の線が上側になります。凡例が入っていないので、色の対応は次のとおりです。

ニードルにセッティングの幅を持たせる目的で、KENSO(ケンソー)のバクダンキットを組みました。RAMAIR はポリウレタンフォーム製のエアフィルターで、エアクリーナーボックスを外してファンネルに被せています。装着状態は ZeaLカスタムパーツ紹介(吸・排気系) にあります。計測の6日前(2003年4月6日)には、メインジェットを#120 にしたのと同じ日にマフラーを SP忠男 SUPER COMBAT へ替えています(My ZeaL 整備全履歴)。
グラフから読み取ると、ピーク出力は STD が30.7PS(約12,300rpm)、MJ(115)が34.1PS(約12,000rpm)、バクダンキット仕様が36.2PS(約12,800rpm)でした。グラフの値は後輪出力(SAE補正値)で、カタログ値の40PS/12,000rpm・2.7kgf・m/9,500rpm はクランク軸の値です。
どれが上に来るかは回転域で入れ替わります。3,000rpm ではバクダンキット仕様が3.1PS、STD が6.5PS、MJ(115) が7.0PS です。4,000〜6,000rpm では3本の差が最大1.8PS(約5,600rpm)にとどまり、約6,200〜8,200rpm で再びバクダンキット仕様が最も低くなります。7,000rpm では14.3PS で、STD 18.2PS・MJ(115) 19.9PS と開きます。
最も高い線は、約5,300〜5,900rpm がバクダンキット仕様(差はわずか)、約5,900〜11,500rpm が MJ(115)、約11,500rpm から上が再びバクダンキット仕様です。STD は約8,200rpm から上でつねに最も低い線です。
トルクのピークは3本とも約9,900〜10,500rpm で、2.1〜2.2kgf・m でした。