マフラーの凹み修理(ARROW サイレンサーの分解・リベット打ち直し)

YZF-R25 で転倒し、潰れた ARROW のサイレンサーを修復しました。カーボンのエンドキャップは、リベットが外れて取れていました。

転倒後の YZF-R25 のサイレンサー。本体に折れたような筋があり、カーボンのエンドキャップが無く、内側のパイプが見えている
転倒後の YZF-R25。本体に折れた筋がある

転倒のあと一度ある程度直し、エンドキャップも留め直しましたが、凸凹が残っていたので分解しました。

分解した ARROW のサイレンサー。グラスウールのロール、カーボンのエンドキャップ、穴のあいたパイプが付いた入口パイプ、外側ケース、バンドを紙の上に並べている

マフラーの分解 リベットをドリルで飛ばして外側ケースとエンドキャップを外す

ドリル刃は、本体のリベットに 4.8mm、エンドキャップ側のリベットに 3.2mm を使いました。

サイレンサー入口側のバンドに打たれたリベットへ、ドリルの刃を当てているところ
入口側のリベットを飛ばす
外したカーボンのエンドキャップと金属のバンド。サイレンサー本体の端には内側のパイプが出ている
外したエンドキャップとバンド

マフラーのグラスウール 入れ替えずに使う

外側ケースの中のグラスウールは、それほど劣化していませんでした。

外側ケースの開口と、出口パイプが付いた端板。どちらにもグラスウールが付いている
外側ケースの開口と端板のグラスウール

マフラーの凹み 鉄のパイプを当てて PB 304.3 の無反動ハンマーで叩いて慣らす

外側ケースの内側に鉄のパイプを入れ、凹みの裏から当てて叩き、凹みをある程度慣らしました。

PB SWISS TOOLS の PB 304.3 は、片側がプラスチックのインサート、反対側が焼入れ鋼のキャップの無反動コンビネーションハンマーです。

※ PB 304.3 の構造は PB SWISS TOOLS の PB 304 製品ページ(2026年10月時点)による

リベット穴が並ぶ外側ケースと、表面に波打つ凹み。カッティングマットの上
外側ケースの凹み

マフラーのリベット打ち直し NSA64MP(M4.8)とエンドキャップ側の M3.2

ロブテックスのブラインドリベット NSA64MP(リベット径 φ4.8mm。ボディはアルミニウム、マンドレルはスティール)を本体に使い、ハンドリベッター(ロブテックス HR-002A)で打ちました。

※ NSA64MP の材質は ロブテックスの NSA-MP 製品ページ(2026年10月時点)による

水色のハンドリベッターを入口側のバンドに当てているところ。差したリベットの芯が周りに突き出ている
ハンドリベッターで入口側のリベットを打つ
カーボンのエンドキャップの根元のバンドに差したリベット。芯が突き出ている
エンドキャップの根元のリベット
組み上がった ARROW のサイレンサー。カーボンのエンドキャップが付いている
組み上がったサイレンサー

使った工具