クラッチハブ破損

社外スプロケの繰り返し脱着でハブの溝が破損

社外スプロケットへの交換を繰り返した結果、リヤホイールのクラッチハブが割れた話。

ここでいうクラッチハブは、エンジンのクラッチではなく、リヤホイール側でドリブンスプロケットを受け止める部品。AFAMなどの社外スプロケットに替えると、純正のスタッドボルトを抜いてボルト留めに変えることになり、この締結部が繰り返しの脱着に弱い。

ZeaLでは2年のあいだに、丁数の変更と摩耗で3回スプロケットを交換していた。4度目の交換で古いスプロケットを外したとき、ハブのボルトが噛む溝に割れが入っているのを見つけた。走行中の不具合で気づいたのではなく、交換作業でハブをのぞき込んで気づいた形になる。脱着のたびに溝が少しずつ削れて、限界に達したのだと思う。初回の交換で割れることもあるという。

予防を考えるなら、丁数を決め打ちしてスプロケットの脱着回数そのものを減らすこと、社外品でも純正と同じスタッドボルト式で留められる製品を選ぶこと、交換のたびにハブの溝を点検すること、の3点になる。

部品名部品番号個数単価
ハブクラッチ #1KT-25366-03 1 8,420円
ベアリング #93306-20445 1 610円
オイルシール #93102-28022 1 260円
ベアリング #93306-20222 2 790円
オイルシール #93102-22216 1 240円

本来はハブクラッチ、ベアリング、オイルシールの交換で足りるが、開けるついでにリヤホイールまわりのベアリングはすべて交換した。
同じトラブルは、R1-Zでも起こるという。

※ 純正品価格は変動します。記事内の純正部品価格は執筆当時の価格です。

※ 部品番号はヤマハ純正パーツカタログのリヤホイール図(図31)で確認したものです。純正スタッドボルトとの締結構造や品番の一覧は ZeaL部品番号リスト に、車台番号からの年式判定は ZeaL車台番号一覧表 にまとめています。